Carlos Kleiber

私が今まで聴いてきた音楽を紹介することで、私の人物、性格などを知って頂き、製作するギターの背景をご理解しやすくする内容です。

 

初めは、購入したレコードの紹介から始まり、年代別に聴いてきた音楽に変わってきています。

 

今回は26歳から30歳の頃の話です。

 

26歳になって8ヶ月のスペイン、イタリア旅行から日本に帰って来ました。

 

仕事はありませんでした。それでも海運業界に戻るつもりはなかったとはいえ商船学校を卒業しているので、海運業界以外の門はなかなか開くものではありませんでした。

 

また船員に逆戻りかな、と諦めかけていた頃、たまたま四日市のコンビナートにある会社に採用してもらうことが出来ました。

 

無事になんとか入社出来たものの普通の一般企業で化学会社のしきたり、風習などについて行けるわけもなく、あいつはわかった変なやつ、というレッテルを貼られていました。

 

役員の方が見かねて、中並には先生を付けてあげる必要がある。として、5歳年上の指導係の先生をつけてくれました。

 

その指導係になって頂いた先生Sさんは、非常に立派な方で教養と品を兼ね備えていました。何かと会社で働くための基本を教えて頂くことが出来ました。

 

話しかた、書き方、挨拶の仕方、ひとが集まる場所での立ち居振る舞い、計画の立て方、実験、テストは必ず再現性があるようにすること、礼儀作法、失敗した時どうするか、とにかくなんでも教えてくれました。厳しかったけれど、今の自分があるのはこの先生のおかげだと思っています。

 

このS先生は厳しいだけでなく、豪快にお酒を飲み、酔っ払って運転している自転車から転落して、地面に頭をぶつけて「ゴン‼️」とか強烈な音を立てるすごい人でもありました。

 

今思うとわざとネタ作りにバカなことしていた気もします。

 

そのS先生が教えてくれたのが、カルロスクライバーです。

 

中並くんクラシック音楽は聴くか
?カルロスクライバーはいいぞということで、ベートーヴェンの交響曲第四番を貸してくれました。

 

これがカルロスクライバーとの出会いです。

 

この方も間違いなく音楽の天才だと思います。

アーカイブArchive